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[Radio] FTDX101MP

2019年11月11日 23時 更新

前の記事で 『200W出力の 新Rigを導入した。しかし 実はかなり不満を感じている』と 書いた。
これは、YAESU FTDX101MPのことである。やはり 値段が値段・・だからなぁ・・ 期待は 大きかったよなぁ・・

で、気になる点を YAESUに ぶつけてみた。*1



●メモリーチャンネルリストからのメモリーチャンネルの呼び出しについて

マニュアル66ページにあるように 呼び出したいチャンネルをタッチしたりMULTIツマミをまわして選んだ後 MULTIツマミを押しても その周波数に変更できません。
メモリーチャンネルリストから選択したいのですが、私はどこを間違っているのでしょうか。

・・という問い合わせをおこなったところ、MULTIツマミを長押ししてしまっていて チョンと短く押していないのでは・・ とのご指摘をいただきました。

そこで試してみたところ、極めて短く押しているのにもかかわらず やはりメモリーチャンネルの変更はできません。
確かに長く押すとNAMEの欄に移ってしまいますが、短く押すとメモリーチャンネルリストの画面は消え通常に戻りますが チャンネルの変更はできません。

なお、今のところ M-01と M-02しかメモリーしていませんので FUNC→MEM CHの手順で簡単に変更は可能なのですが、メモるチャンネルが多くなると やはりメモリーチャンネルリストから選択したいわけです。
どうすればよろしいでしょうか。それとも、私のFTDX101MPが壊れているということなのでしょうか。

YAESUとの電話でのやりとりの中で、VFOモードからチャンネルリストを表示させた場合は正常だが、メモリーチャンネルモードからチャンネルリストを表示させた場合はMULTIツマミを押しても その周波数に変更できないことを発見。つまり これは バグである。

その旨を伝えると、YAESUでも実機で確認。次期ファームウエア更新時に改修予定 とのこと。

●いちおう終了 (ファームウエア リリース待ち)



●FT8等のWSJT系のAFSKを使用するモードの設定について

DATA-Uを使用する設定にしたかったのですが、DATA-Uでは不具合があります。
けっきょくSSB(USB)で設定するしかないのでしょうか。

ここでいう不具合とは、周波数関係が(1.5kHz?)ズレてしまうことである。SSBの周波数表示はキャリアの位置を表示するが、YAESUの考え方は「DATAモードの周波数はパスバンドの中央を指す」ということなのか。なんか大昔 SSBでもそんな議論があったような気がする。しかし それでは使いづらいわけで、SSBの周波数表示はキャリア位置ということに収束した。

先方からの回答は DATA-Uでも運用可能ですが SSB用USBのほうが使い勝手が良いと思われます ・・とのこと。

まあ、そのとおりで、現在は SSB(USB)で設定して運用しております。
しかし、DATA-Uを使って SSB(音声)とは別の設定をしたいわけです。なんのために DATAモードがあるのでしょうか。FT-991とかは ちゃんと DATAモードで設定できますよね。
この件もファームウエア更新で修正できると思われますが、その予定はあるのでしょうか。

▲回答 未受領 (現状で なんとかなっているのだが・・ おかしいよねぇ)



●RTTYでの送信について

テキストメモリーに登録した内容の送信はうまくいくのですが、RTTYデコード画面を表示させた状態で送信すると、送信状態にはなりますが中身のテキストが送信されません。

単にブランクコードが送信されているものと思われます。(最下段の送信文字表示も何も出ません)
RTTYデコード画面を閉じると正常に送信できますが、当然ながらRTTYデコード画面を表示させたまま運用したいわけです。
私の設定が間違っているのでしょうか?

追加です。
(最下段の送信文字表示も何も出ません)と書きましたが、よく見たら一瞬表示されます。しかし一瞬で消えます。

また、この事象は RTTY-U RTTY-L のほか、PSKでも起きます。CWではデコード画面を開いたまま正常に送信できます。

回答は だいたい次のとおり。
弊社実機にて検証させていただきましたが、正常に動作を確認いたしました。お手数ではございますが、無線機のリセット操作を行っていただき、再度設定して お試しいただければ幸いです

リセットとのことでしたので、まず ALL RESETを実行した後 MEM LIST LOADを実行してみました。しかし、改善されません。

次に、ALL RESETを実行した後 MEM LIST LOADは実行せずに MENU LOADを実行して試してみたところ、正常動作となりました。
しかたないので 周波数メモリーや TEXTメモリー等は あらためて 一から設定し直しました。

今回は なんとか正常動作となりましたが、再び同様な不具合が発生するのは勘弁してもらいたいものです。
原因として考えられるのは どのようなことでしょうか。

・・半月後・・

お返事をいただけていない状況ですが、当方では まったく同様の不具合が再発しました。

まず電源再投入を試してみましたが直りませんでした。
前回はMEM LIST LOADでは改善できませんでしたが、今回はMEM LIST LOADの実行で元に戻りました。
これはどういうことなのでしょう。

今回 同じ不具合が再発したということは、対策を取らなければ 再び再発する可能性があるということだと考えます。
再発防止策をお示しくださいますようお願いいたします。

▲回答 未受領 (どんなタイミングで発症するのかも不明。もし再々発したら・・ と、恐怖)



●スペクトラムスコープについて

受信時だけでなく送信時に自身の信号も表示されますが、コンテスト時のCQビーコンの時などは特に煩わしく感じます。
SPANを広くするとチラチラ程度なのですが、狭くすると光量変化も激しく 非常に眼が疲れます。

某I社のRigは自身の送信時はスコープに非表示にできる機能がありますが、同様な機能もしくは回避策はありませんか?

この件はファームウエアの改修で解決できないのでしょうか?

回答は だいたい次のとおり。
送信時のスコープ非表示について、仕様でOFF設定はございません。ご要望は 貴重なご意見として承り、ファームウェアの改修も含め検討させていただきます

●いちおう終了 (ファームウェア改修に期待)



●アンテナ端子について

端子1と端子2、端子2と端子3の間に通り抜けが認められます。つまり、隣に位置する端子間のアイソレーションが良くありません。

ロウバンドではアイソレーションは大きくないものの、扱う信号やノイズの振幅が大きいので気になります。
また、ハイバンド~50MHzでは200Wのフルパワーを出すといくらか隣の端子に漏れてきてしまいます。

これは故障ではありませんか。
各端子のアイソレーションはどのようになっているのでしょうか。

回答は だいたい次のとおり。
バンドによって差はありますが、通常は-40dB 程度でございます。これは200Wの送信出力のとき 0.2W程度の漏れ電力となりますが、同時送受信機能はありませんので 弱信号受信時に受信側に影響を与えることはございません

アイソレーションは 40dBですか。
自作品でも60dB程度は可能です。測定器メーカの製品みたいに80dBとかはいいませんが、せめて50dBは欲しいところでした。もう少し頑張っていただけたらと思います。
ありがとうございました。

●いちおう終了 (-40dB・・こんなもんなのだろうなぁ・・ groups.ioでも 乗ってくれるヒト少なかったし。 ^^;)



●CWのTEXTメモリーの連続送出(ビーコン機能)について

長押しでビーコンモードにすることができますが、ディスプレイ上ではなんの変化も無いようなのでビーコンモードになっているかどうかがよく判りません。

もちろん、ビーコンモードになっているなら REPEAT INTERVAL後に再び送出されるためビーコンモードになっていることが確認できます。
しかし、たまにビーコンモードにしたつもりで実はなっていないことがあります。

例えば、ディスプレイに出るMSGの文字の色を変えてしかも連続点灯にするとか、どこかに表示が出るようにはできないのでしょうか。

回答は だいたい次のとおり。
ご要望につきましては貴重なご意見として承り、今後の製品開発に生かしてまいりたいと存じます

●いちおう終了 (ファームウェア改修に期待)



●電源 FPS-101について

SSBでの送信時、FPS-101の内部から自身の音声に同期した歪んだ音が聞こえ、非常に耳障りです。

モニタをOFFにし、スピーカーのコードを外しても聞こえますので、送信電流に対応して何かの部品が振動しているものと思われます。なお、パワーをしぼって10W程度にしてもまだ聞こえます。

修理は可能でしょうか。また、回避策はあるでしょうか。

回答は だいたい次のとおり。
電源そのものから出る音のため 対応できかねます。電源内臓SPからの音であれば、弊社にて実機を拝見させていただき 対応可能でございますが、仕様上 全くの無音には出来かねる点をご理解いただければ幸いです

何ぬかしゃがんでェ 丸太ん棒めェ!!

この説明には到底納得できません。

電源も効率100%ではありませんから 何らかの音が出るのは理解できます。
いわゆるハム音のような単純な音であれば慣れてしまうということもあるでしょう。

しかし、問題の音は奇数次高調波が強調された非常に耳障りな音になっています。しかも自分の声に同期しているのですよ。これはひどすぎます。

しかも この電源、他社製ではなく、YAESU純正でしょう。どの部品が振動しているかは把握できているのではありませんか?

> 電源そのものから出る音のため、誠に申し訳ございませんが、対応できかねる

・・など、言ってはならないことですよ。

録音した音声ファイル FPS101_190924.mp3を添付します。対応を再検討してください。

また、FPS-101の回路図が付属しておりません。pdf等のファイルでもよいので提供くださいますようお願いいたします。

FPS-101の回路図については、後日 公開していない旨 連絡があった。

●次項へつづく



●電源 FPS-101に内蔵されているスピーカーについて

このスピーカ・・ 当方好みの音ではない。それはさておき・・

先般 SSBでの送信時、FPS-101の内部から自身の音声に同期した歪んだ音が聞こえるという不具合について 問い合わせし、現在 お返事を待っておりますが、今回は それと似ておりますがまったくの別件です。

SSBでの送信時、モニター機能がOFFにもかかわらずスピーカーからモガモガという自身の音声に同期した音が聞こえます。

これはヘッドフォンや外部の別スピーカーでは発生せず、FPS-101に内蔵されているスピーカーに接続した場合のみ発生します。
おそらく、FPS-101に接続されているケーブルに高周波出力が回り込み、自分自身への アンプI を 起こしているものと推測します。
なお、アンテナをつながずダミーロードでも同様に発生しますので、当方の問題では無くRig側の問題と考えられます。

なお 正常な別スピーカーで、スピーカーケーブルのアース側をFPS-101のシャーシに接触させるとモガモガ音が出ます。
と いうことは・・ FTDX101MPからのスピーカーケーブルはFPS-101のRCAジャックで筐体にアースされていますが、これをアースしないで筐体から浮かせればモガモガ音を抑止できるのではないでしょうか。

ですが、それでは FPS-101内部に手を入れることになってしまいます。そこで 他の方法を検討してみました。

FTDX101MPとFPS-101の筐体同士を最短距離で接続してみたところ、完全ではありませんがモガモガ音はかなり小さくなりました。

しかし、先のFPS-101内部からの振動音と合わせ技にもなっており、十分気になるレベルです。いちおう低減できたとはいえ、本件は修理レベルの事象ではないかと考えますがいかがでしょうか。

すると 三日後、お手数ですが、FPS-101をお預かりして、SPラインと筐体を絶縁する作業を行いたいと思います との 連絡が。

販売店とも協議し、FPS-101は 着払いで 東京サービスセンターへ・・
修理依頼書の故障内容には しっかり 電源内部の音声同期振動音についても書いておいた。(10月28日月曜日午前 東京サービスセンター到着を確認)

前の I社のときと違って、今回は まる一週間経過しても音沙汰無いので心配していた。しかし 火曜日の午後 連絡が・・

曰く SPラインと筐体を絶縁しました。また、電源内部の音声同期振動音については 改良型のトランスに交換してみました。完全に無音にはできませんが いくらか改善できたのではないかと・・

やりぃ! ・・二連勝。モガモガ音については、端っから 承知してたっぽいが・・ まぁ 重箱の隅をつつくのはやめておこう。(^^;)


で、ブツは本日夕方到着。スピーカ端子のRCAジャックは 絶縁タイプのワッシャを介して取り付けられていた。
改良型のトランスについては 中身開けて見てないのでなんとも・・

セットアップして SSBで送信してみたが、モガモガ音は皆無。電源内部の耳障りな振動音も、鳴ってるかなぁ~・・ と いう気にならないレベルに低下していた。

●いちおう終了 (疲れた・・)



と、いうわけで、この状態で しばらく様子見である。
回答未受領が 2件残っているが、何か動きがあれば 追加したい。



2019.11.11 追記:

上記 ●RTTYでの送信について で書いた 不具合が再発。
今回も単純にMEM LIST LOADを実行したところ 正常動作に戻ったのだが、やはり どのようなタイミングで発症するのか 不明のまま。

YAESUからは 誠に申し訳ございませんが お時間を頂ければ幸いです との メールが・・


また、追加で 別の不具合を発見してしまった。YAESUに連絡すると 今度は 実機を拝見・・ との メールが・・

うーむ、電源の次は 本体か・・ どうしようか悩む。全不具合が解消するのなら 即 送ってしまうのだが・・ 詳細は 後日・・

・・刮目して待て (To Be Continued)!!


*1 もちろん FTDX101MPには 良い点も多数ある。それは事実だ。しかし、それらについて 当サイトでは 今のところ扱う予定がない。

Tada/JA7KPI : 2019年11月06日(水)

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