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[SF] ひさびさSF

2018年09月19日 23時 更新

10年以上前

KPIの評価基準では、「すべて許す」というのがある。例えば、映画なら「エイリアン2」「ローレライ」

なんてことを書いたのだが、今回のは それに肉薄するマンガ作品だ。

作者の 施川ユウキは、以前「オンノジ」という作品を読んでから注目していた作家である。決して絵が上手いというわけではないのだが、その独特の絵の使い方は上手い。

銀河の死なない子供たちへ(上) (電撃コミックスNEXT)
施川 ユウキ
KADOKAWA
¥627

銀河の死なない子供たちへ(下) (電撃コミックスNEXT)
施川 ユウキ
KADOKAWA
¥660

かなりイケてる話である。が、最後に もう一ひねりあっても良かったのではないか。そのため 当方の評価では「すべて許す」に いま一歩到達できなかった。すんません *1

しかし・・ マンガ読んで泣いちゃったのは何年ぶりだ!?



次は SF・・といっていいのかどうか・・

作者は 粟岳高弘。1980年代から活動してるらしいので それなりなトシかもしれないが 年齢不詳。

ウィキペディアでは

スクール水着(旧)を着用した美少女が、有機的な形状の謎のメカ、異星(異文明)生命体などとの邂逅する「すこしふしぎ(S.F.)」的 な世界観の物語を得意とする。

なんて解説がなされているが、はっきりいってこのヒトの作品に「物語」は無いといっていい。

物語は無いのだけれど、設定された虚構の歴史や現象、変なメカ*2などが面白い。大昔にBCLやってたとか NECのPC98シリーズ使ったヒトには それなりのくすぐりもある。

だから何なの!? ・・とツッコミを入れながらも、既にこの作者の わけのわからない本を 4冊も買ってしまった私はいったい・・ 何?

たぶん惑星 愛蔵版
粟岳高弘
駒草出版
¥1,210

4冊買ってしまったのだが、ここでは 1冊紹介するにとどめておく。なんかアブナイ人と思われてしまうのもナンなので・・ (^^;)


*1 「他の作者(ゆうきまさみ)の某作品と かなり似ている設定が出てくるため・・というのもある。

*2 斥力構体は歪な八木スタックか!?

Tada/JA7KPI : 2018年09月14日(金)

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