ラッチといえば、無線屋的には ちょっと高級なマルチバイブレータ回路とか、ラッチングリレーとかが思い浮かぶのだが、今回のネタはメカニカルな部品、しかもプラスティック製である。
写真が「浮出ラッチ」。知ってるヒトは知ってるだろうが、当方は まったく知らなかった。
ハナシの発端は、ウチのストーブである。
これの操作部には温度調節用のボタンやらスライダーが付いているのだが、普段はストーブ本体に収納されており、フタの部分を押すと操作部が表れ、操作部を押し込むと閉じてロックされる。
機構としては よく見かけるモノなのだが、まさか内部にこんなモノが使われているとは・・
とにかく、これが壊れたとみえ、いくら押しても操作部(ワンタッチポケット)が開かなくなってしまったのである。
うぅむ、これだけのことで業者を呼ぶのもナンだなぁ・・ と、とりあえずバラしてみた。
そして、黒いプラスティック部品が壊れているらしいことを つきとめたのだが、はて? こいつの名前は何だ?? ネットで検索しようにも名前がわからないと困難を極めるのであった。
まぁ、「ワンタッチポケット」は無意味となってしまうが、この部品が無くてもストーブの操作はできる。
しかし、本来 収納できるハズの操作部がいつもベロンと出てきちゃったママってのは、なんか格好悪い。ストーブとしての機能にはなんら問題がないものの、当方の美意識は これが許せないのであった。(^^;)
で、外した部品を持って なじみのお店へ・・
これこれ こういうわけで、この部品はありませんか?
社長へ訊いてみると・・ あー、これは・・取り寄せになりますねぇ・・
ありゃ、在庫無いのか・・と 思ったら、いつもウチに来る担当の店員さんが・・ 「浮出ラッチ」ですね。在庫ありますよ!
そばの棚からシュッと取り出されたのは、まさしく その部品。そうか「浮出ラッチ」というのか。
あれっ? でも、純正部品って書いてあるけど、会社名が違う。
あぁ、C社でも S社でも、どっちでも使えますよ! ・・ええっ!?
ホントですかあっ!?
もしかして、下請けで造ってる会社が同じとか?
で、税込み119円払って購入。家に戻って取付け、無事 元どおり復旧ということになった。
めでたし、めでたし。・・今回の収穫は「浮出ラッチ」と言う部品名が判明したことだ。世の中には まだまだ知らぬことがあるものよのぉ~・・・
初めて知りました。私のパソコンの蓋も開きっぱなしになっています。ネットで検索してみると、色々種類がありますね。ネットが普及しても名前がわからないことには、どうしようもありません。
はっはっは。まさか こんなハナシにコメント入るとは・・ (^^;)<br>そうですね。名前判明してからNet検索して、かなり多くの情報がHitするのには驚きました。