しぶんぎ座流星群が元旦から活動を始めた。昨年は既にJTMSがあったものの相手局がなかなかおらず、しぶんぎ座での交信はできなかった。
しかし、今年は MSK144がある。
デジタル・モードによる MSは これで ようやく ドマイナーから普通のマイナーに昇格できたのではと・・ (^^;)
Date | 1/2 | 1/3 | 1/4 | Total |
QSO | 1 | 3 | 3 | 7 |
今回のしぶんぎ座で初めてMSK144で交信できた局もある。QRVしてよかった。また、しぶんぎ座ではないが、年末のMSでは 完全1stQSOという局も。この時季だし、MSK144がなければ できなかったQSOだ。
QRVしていて不思議に思ったことがある。アンテナの方向だ。
JA8CAR局は北に400kmほど離れているが、完全バックでも 良く入感し 複数回交信できている。しかし、北にアンテナを向けたのは初交信のとき 1回だけで、あとはすべてバックだったのだ。
CAR局との交信はバックの抜けによるものなのか、はたまた バックスキャッタによるものなのか?? ちなみに、当方のアンテナは いちおうF/B比には こだわっているつもりなのだが・・
また、CAR局とは スタックの逆相モード(高 打ち上げ角)でもよく交信できている。他の局も同相/逆相どちらでも交信できる場合もあるが、さすがに九州は同相の方が良い感じがする。
しかし、まだまだ データが足りていない。
あと MSK144の運用について・・ 開発元による T/Rの推奨値は 15秒ということになっている。おそらく 流星が流れる頻度は 平均すれば 14秒に 1個・・ということから来ているのではないか。これは散在流星込みでの値と思われ、流星群の極大時期はもう少し頻度が上がるハズなので、当方では T/R 10秒に設定している。この T/Rが 5秒になっている局が見受けられるが、T/R 5秒の設定が活きる流星雨みたいな局面は あまり期待できないのではないか。*1
さてさて、しぶんぎ座流星群は 5日中には終息するものと思われる。次の流星群は 4月22日の こと座だ。だいぶブランクがあるが、それまでは 夜明け~早朝の散在流星*2を使うことになる。
*1 Esや他の異常伝搬との複合的な伝搬では あり得るかもしれないが、春~夏のCONDX限定か。
*2 ザックリ言って、散在流星が一番多いのは 10~11月、少ないのは 2~3月。多い時間帯は 04~06時(JST)、少ないのは 12~18時ということのようである。
はじめまして、今後ともよろしくお願いします。<br>3~4日にja7kpiさんの信号6mで受信できてました。<br>時間があるときはわっちしてみます。<br>変更申請には、そのまま申請できました。<br>ありがとうございます。
4月の こと座まで、MSK144は早朝狙い中心になるでしょう。お会いするのを楽しみにしております。