前の記事で書いた「BAD_SYSTEM_CONFIG_INFO」エラーは出なくなったが、たまに「ATTEMPTED_EXCUTE_OF_NOEXCUTE_MEMORY」というエラーでブルースクリーンになってしまう。
これは、実行不可のメモリ領域で何かを実行しようとした・・というエラーらしい。
この局面で まず考えられるのは・・ メモリが壊れているのではないか?
第肆號機にはフロッピ・ドライブは無いので、Memtest86+のISOイメージをCDに書き込み*1 CDから bootさせて 3周ほど走らせてみた。
しかし、エラーは まったく認められなかった。
シャットダウンはできるが再起動ができない・・という事象も まだ解決していない。
ここで、前の記事にも書いた PCI-Expressの RS-232C増設ボード*2を外してみたところ、かなり安定であることが発覚。そういえば、各種アプリをインストールしている間はおかしなところはなくて、RS-232C増設ボードを取り付けてから不安定になったような気がする。
というわけで、ドライバもアンインストールして情報収集するとともに、メーカーへお問い合わせメイルを出してみた。
したっけ、次のような回答が。
・・が、どちらもダメ。やはり再起動できなくなる。
で、3つ目の方法、これが意外だった。
そうなのだ。規格上、Express x16のスロットには x4や x1のものでも接続できる。ウチのマザーボードには x16のスロットがふたつあり、ひとつはグラフィック・ボードが占有しているので、もうひとつのスロットには x4または x1のボードであれば接続できる。だけど、そんなん、関係あるのか!?
だが・・ あら不思議。空いているx16のスロットに挿し込んだのだが、これが不具合なし。安定化してしまったのである。な、なんでやねん!?
この製品、調べてみたら2009年発売のものらしく、いちおうWin8までのドライバは出たものの、新しいドライバが出る予定はないとのこと*3。x16のスロットが塞がったのは ちょっと痛いが、仕方ないか・・
できるだけ以前の環境に戻そうと、小さなアプリもインストールしていったのだが、Windows3.1時代の16bitアプリがまったく動かない。
64bitだし、これはもう そういう仕様ということであきらめるしかない。
これで、たまに遊んでいた MOGU.exe等のゲームができなくなった*4。(T_T)
また、JA1QPY作の YSIMも終焉を迎えた。お世話になりました。さようなら。*5
時刻同期。WSJT系のアプリでは PCの時計が合っていることが重要である。*6
XP時代は、スタートアップに「桜時計」を入れておいてログオンのたびに自前サーバと同期させるようにしていた*7。
時刻同期は、コントロールパネル→日付と時刻→インターネット時刻でもできるのだが、ここで設定しても 同期に失敗することが しょっちゅうある。今までのように 桜時計 で確実に同期させたい。
そこで、桜時計のショートカットをスタートアップに登録させようとしたら、あれ? スタートアップのフォルダがない。
Net検索して、C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup\ にショートカットをコピーすればよいと判明したのだが、確かにスタートアップ時に起動はするものの、時計が合わないのである。
さては また管理者権限の問題だな・・と、桜時計を管理者権限で実行させるように設定しても同じ。
それでは、管理者権限でスタートアップ時に実行させるためにはどうするか? ・・タスク スケジューラを使うしかないか・・
タスク スケジューラは、PC→管理→コンピュータの管理 や コントロールパネル→管理ツールから起動させることができる。
タスク スケジューラ→タスクの作成→全般で「最上位の特権で実行する」にチェック。トリガーは 任意ユーザーのログオン時。操作は プログラムの開始で、SW_NORAS.EXEをフルパスで設定。
桜時計の方は、サーバとして自前のサーバを設定したが、ntp.nict.jpでもいいだろう。
次のサイトで、NICTの管理する JSTと、自分のPCの時計の差を確認できる。
http://www.nict.go.jp/JST/JST5.html
オーディオ関係については まだ解決していない問題があり、そちらは稿をあらためることとしたい。
また、Windows10は WindowsXPからは共有に接続できるが、Windows98からは接続できないことが判明。パスワード・エラーみたいな感じに表示されるが、何をやっても無理。
まぁ、抜け道はあるのだが、セキュリティを低下させることになるので おすすめはできない。別サーバを介して SFTP等でファイル転送させる等の手を使うべきだろう。
*1 InstantBurnというソフトでは、単にisoファイルをコピーしただけで終わって失敗(^^;)。同じく光学ドライブに付属の Power2Goというツールでなんとか書き込み成功。
*2 AREA SD-PE9901-2SL (E2SL)
*3 チップは MCS9901。台湾のASIX Electronics Corporation製。ドライバも。
*4 モグラ叩いてごめんなさい。もうしません。
*5 何某かのエミュレータを使えば64bitOSからも実行できるもよう・・だが、たぶんやらないだろう・・ また、別の形で・・・
*6 だいたい±1秒以内。実際はもう少しずれていてもなんとかデコードできるようだが、±0.5秒を目標にしよう・・ということになっている。
*7 自前サーバは、情報通信研究機構(NICT)のサーバと同期するよう設定。