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[PC] 続 Windows10

2016年02月25日 23時 更新

前の記事で書いた「BAD_SYSTEM_CONFIG_INFO」エラーは出なくなったが、たまに「ATTEMPTED_EXCUTE_OF_NOEXCUTE_MEMORY」というエラーでブルースクリーンになってしまう。
これは、実行不可のメモリ領域で何かを実行しようとした・・というエラーらしい。

この局面で まず考えられるのは・・ メモリが壊れているのではないか?

というわけで、久々に Memtest86+ を実行してみることにした。

第肆號機にはフロッピ・ドライブは無いので、Memtest86+のISOイメージをCDに書き込み*1 CDから bootさせて 3周ほど走らせてみた。
しかし、エラーは まったく認められなかった。



シャットダウンはできるが再起動ができない・・という事象も まだ解決していない。

ここで、前の記事にも書いた PCI-Expressの RS-232C増設ボード*2を外してみたところ、かなり安定であることが発覚。そういえば、各種アプリをインストールしている間はおかしなところはなくて、RS-232C増設ボードを取り付けてから不安定になったような気がする。

というわけで、ドライバもアンインストールして情報収集するとともに、メーカーへお問い合わせメイルを出してみた。

したっけ、次のような回答が。

  • コントロールパネル→電源→プラン設定変更→詳細な電源設定の変更→PCI Express→リンク状態の電源管理→オフ・・にしてみる。
  • RS-232C増設ボードを外した状態でドライバをアンインストールし、PC再起動→増設ボードは取り付けないままドライバをインストール→PC電源OFFして増設ボード取付け→PC電源ON・・してみる。

・・が、どちらもダメ。やはり再起動できなくなる。

で、3つ目の方法、これが意外だった。

  • 増設ボードはPCI Express x1の ものなのだが、これを x1ではなく x4や x16のスロットに挿してみる

そうなのだ。規格上、Express x16のスロットには x4や x1のものでも接続できる。ウチのマザーボードには x16のスロットがふたつあり、ひとつはグラフィック・ボードが占有しているので、もうひとつのスロットには x4または x1のボードであれば接続できる。だけど、そんなん、関係あるのか!?

だが・・ あら不思議。空いているx16のスロットに挿し込んだのだが、これが不具合なし。安定化してしまったのである。な、なんでやねん!?

この製品、調べてみたら2009年発売のものらしく、いちおうWin8までのドライバは出たものの、新しいドライバが出る予定はないとのこと*3。x16のスロットが塞がったのは ちょっと痛いが、仕方ないか・・



できるだけ以前の環境に戻そうと、小さなアプリもインストールしていったのだが、Windows3.1時代の16bitアプリがまったく動かない

64bitだし、これはもう そういう仕様ということであきらめるしかない。

これで、たまに遊んでいた MOGU.exe等のゲームができなくなった*4。(T_T)
また、JA1QPY作の YSIMも終焉を迎えた。お世話になりました。さようなら。*5



時刻同期WSJT系のアプリでは PCの時計が合っていることが重要である。*6

XP時代は、スタートアップに「桜時計」を入れておいてログオンのたびに自前サーバと同期させるようにしていた*7

時刻同期は、コントロールパネル→日付と時刻→インターネット時刻でもできるのだが、ここで設定しても 同期に失敗することが しょっちゅうある。今までのように 桜時計 で確実に同期させたい。

そこで、桜時計のショートカットをスタートアップに登録させようとしたら、あれ? スタートアップのフォルダがない。

Net検索して、C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup\ にショートカットをコピーすればよいと判明したのだが、確かにスタートアップ時に起動はするものの、時計が合わないのである。

さては また管理者権限の問題だな・・と、桜時計を管理者権限で実行させるように設定しても同じ。

それでは、管理者権限でスタートアップ時に実行させるためにはどうするか? ・・タスク スケジューラを使うしかないか・・

タスク スケジューラは、PC→管理→コンピュータの管理 や コントロールパネル→管理ツールから起動させることができる。

タスク スケジューラ→タスクの作成→全般で「最上位の特権で実行する」にチェック。トリガーは 任意ユーザーのログオン時。操作は プログラムの開始で、SW_NORAS.EXEをフルパスで設定。

桜時計の方は、サーバとして自前のサーバを設定したが、ntp.nict.jpでもいいだろう。

次のサイトで、NICTの管理する JSTと、自分のPCの時計の差を確認できる。

http://www.nict.go.jp/JST/JST5.html



オーディオ関係については まだ解決していない問題があり、そちらは稿をあらためることとしたい。

また、Windows10は WindowsXPからは共有に接続できるが、Windows98からは接続できないことが判明。パスワード・エラーみたいな感じに表示されるが、何をやっても無理。
まぁ、抜け道はあるのだが、セキュリティを低下させることになるので おすすめはできない。別サーバを介して SFTP等でファイル転送させる等の手を使うべきだろう。


*1 InstantBurnというソフトでは、単にisoファイルをコピーしただけで終わって失敗(^^;)。同じく光学ドライブに付属の Power2Goというツールでなんとか書き込み成功。

*2 AREA SD-PE9901-2SL (E2SL)

*3 チップは MCS9901。台湾のASIX Electronics Corporation製。ドライバも。

*4 モグラ叩いてごめんなさい。もうしません。

*5 何某かのエミュレータを使えば64bitOSからも実行できるもよう・・だが、たぶんやらないだろう・・ また、別の形で・・・

*6 だいたい±1秒以内。実際はもう少しずれていてもなんとかデコードできるようだが、±0.5秒を目標にしよう・・ということになっている。

*7 自前サーバは、情報通信研究機構(NICT)のサーバと同期するよう設定。

Tada/JA7KPI : 2016年02月25日(木)

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