晩飯後、50MHzのクラスタを注視していたら北海道から Es のレポートが上がった。どうも、北海道~2エリア/3エリアが開いているようなのだが、当方にはまるで聞こえてこない。
Esなので鏡面反射の可能性があり、この局面ではCQを出すしかないだろう・・と、SSBでCQビーコンを出したら、しばらくして 4エリアから応答があった。
次に、熊本県八代市とできた。ここまではすべて59-59。*1
21時少し前、鹿児島市と55-55でできる。これでお終いか・・と思ったら、21時を過ぎてもう1局 鹿児島市と59-59で できた。*2
さすがにこれで打ち止めか・・と思い、宮崎のビーコンをチェック。すると、まだ十分な強さで入感しているため CQビーコンを継続。しかし、さっぱり呼ばれない。
21時半を過ぎて、ここらへんで止めっか・・と思ったら、いきなり呼ばれた。しかも 2エリア。さすがに /6 だろうと思ったのだが、愛知県碧南市とのことで二度びっくり。59-59であった。*3
しかし、この後が続かない。念のためCWやJT65AでもCQかけてみたが、反応は なかった。*4
50MHzにおける 1月のEsは 過去に経験しているものの、あまり多くはない。
1982年と1985年に開けているが、1985年は30局以上とQSOできている*5。他の年でも 確かQSOパーティのときに開けたのを覚えているのだがLOGには記載がない。まともなアンテナが無くて送信できなかったような気もする。*6
80年代って、局数は多かったし、サイクル21の余韻で 冬でもそれなりのQRVがあったんだよなぁ・・
真冬のEスポ~冬の稲妻~真冬の帰り道~冬の散歩道・・ そうか、これが A Hazy Shade of Winter なのね。*7
*1 スタックの同相/逆相切替では、同相に軍配。
*2 スタックの同相/逆相切替では、同相に軍配。逆相では苦しい。
*3 スタックの同相/逆相切替では、ほとんど差はなかった。
*4 NICTのサイト(http://wdc.nict.go.jp/ISDJ/)のイオノグラム・ムービーでは、20:15あたりから国分寺でEsが検出され始め、21:00頃にfoがいったん落ち、21:30に盛り返した様子が判る。その後、22:30や23:30にもfoが上昇しているが、QRV局が少なかったり落ちどころが悪かったりしてQSOにはつながらなかったのだろう。
*5 82年は17時台、85年も17時~18時台。
*6 1998年のQSOパーティで 8,9,0エリアとQSOできているが、これは Esではなかったと思う。
*7 サイモン&ガーファンクルの「真冬にだってEsは出るんだ。だから希望を見失なわないで」と歌う曲である。・・違うって (^^;)