今年のしぶんぎ座流星群の極大は 4日の17時ということで、17時半頃から JTMS で CQを出し始めた。
しかし、さすがに平日。しかも日本では輻射点高度が低く、18時過ぎには地平線下となってしまうため、もう ぜんぜん反応無し。
19時過ぎに 50MHzリアルタイム情報 に 受信レポートが上がったが、この頃は送信休止していた。
21時半頃 輻射点が再び昇ってきてJTMSによるCQを再開するも、やはり反応無し。
その後 23時頃までCQビーコンを続けたが、さすがにもうダメだろうと送信停止。
しかし、50.276MHzで JT65A*1*2 を モニタすると、PING信号らしきものが複数受信されている。てぇことは、MSは やはり有効であるものの、JTMSにQRVできる局が圧倒的に少ないのではないだろうか。
HROFFT*3を起動して 53.750MHzの福井ビーコン*4を受信させたまま就寝。
この受信結果は画像のとおりで、けっこうFBに流れてたりするのだった。このくらい流れてくれれば、御の字でQSOできるはずなのだ。他の時刻の画像は、HROページでご覧いただきたい。
なお、53.750MHzにおける当方のアンテナの指向性パターンは、いわゆる第一ディレクタが反射器の動作をしてしまうためビームの前後が逆転してしまっている。このため、コントローラの方向指示では北東を示しているが、ビームは南西の福井方向に出ているハズである。(^^;)
また、当然ながら53.750MHzではSWRが悪く、不整合による損失があるようだ。このため、自作のアンテナ・カプラを入れて、見かけ上のSWRを1.15程度にしてあるが、感度低下をいくらか抑えることができるようである。*5
使えそうな 次の流星群は 5月上旬の みずがめ座ηか・・
*1 ネタ違いだが、JT65-HFとWSJT-Xでは、JT65-HFの方が断片的な微弱信号のデコード率がFBなのでは?
*2 その後ググってみたら、QRMがあるときはWSJT-Xの方がデコード率が高いらしい。またデコード速度も速い・・とのことだが・・
*3 入手困難のようで、さいきんは MROFFT なるクローンなソフトも出ているらしい。http://www.nap.jp/michi/meteor/mrofft/index.html
*4 JA9YDB 福井工業高等専門学校 電波研究会
*5 ケーブル近傍にノイズ源があると感度改善できないかも。