ZCR/bLOG

昔 録画した大量のビデオテープ(β)を処分しようとしたら、好きだった作品を見つけてしまい、つい見入ってしまった。

世間では凡作駄作珍作などといわれている1983年作品の「ストレンジ・インベーダーズ」だが、わざとユルい1950年代テイストで撮っているような気もするし、なんとなく愛着があるのだ。

Strange Invaders
Paul Le Mat (Actor), Nancy Allen (Actor), Michael Laughlin (Director, Writer)
MGM (Video & DVD)
￥6,479

さて、この作品といえばゲテモノ映画界では「二重顔面剥ぎ」の特殊効果で有名なのだが、ただ それだけだという評価も。(^^;)*1

しかし、出演者を見ると主役のさえない学者は「アメリカン・グラフィティ」の主演チームのひとり。
ヒロインは なんと「殺しのドレス」「ロボコップ」等の アン・ルイス ナンシー・アレン。びっくりしたぁ。今回 見なおして初めて認識できた。
あとはアカデミー助演女優賞受賞者のルイーズ・フレッチャー。それから これもビックリ「眼」等の 存在しない マイケル・ラーナーという その筋では知る人ぞ知るという豪華な*2キャスティングである。

また、後に「トイ・ストーリー」でアカデミー脚本賞ノミネートの ジョエル・コーエンが Associate Producer としてクレジットされ、ナンシー・アレンの同僚役で出演もしている。

肝心の監督 マイケル・ローリンは、この作品の後でジョディ・フォスター主演の「ヴィクトリア」を撮ることになる。けど、プロデューサーを兼ねるフォスターに振り回されたのか*3 またしても評判は芳しくなく、やっぱし日本未公開*4となってしまうのであった。

さてさて、今、あらためて検索してみたら、なんと! YouTubeで全編*5が観られることが判明。・・でもいいのかな? パブリック・ドメインには早すぎるぞ。(^^;)

あと、主人公の娘・・最終的に親の正体を知り、そしてそれを受け入れるわけだが、これが 1987年の「ヒドゥン(The Hidden)」に影響を与えた・・なんてハナシは もしかしてある?? *6

ヒドゥン [DVD]
カイル・マクラクラン
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
￥945