以前、アースのことについて書いたが、やはりそこら中の表面積の大きい金属につなぎまくった方が送受信とも良いのである。
今日は、シャック東側のアルミサッシと、北側及び南側のアルミサッシを接続してみたが、さらにノイズが減って飛びも改善されたように思える。ひところ、1.9MHzでぜんぜんできなかったのが嘘のようだ。(^^)
・・・という具合だ。けっきょく、グラウンド・スクリーンの簡易版みたいな感じ?
本数が少ないと、ラジアルに流れる電流によって損失が発生するが、本数が多いと(表面積がでかいと)、外からはラジアルには電流が流れていないように見える*6→損失がない・・ということになっているのではないかと。*7
なお、アンテナ・アナライザでみてみると、現用 逆Lの1.9MHzでのSWR最小時のインピーダンスは15Ωくらい。ATUの規格では、20Ω以上じゃないといけないのだが、いまのところなんとかなっているもよう。
なお、現在の逆Lのデータファイルは 次のとおり。*8
*1 0.005μF(それなりの耐圧のやつ)を6個並列にしたものをふたつ使い、それぞれを2分岐。コンデンサ入れないと漏電ブレーカが落ちる場合がある。
*2 接続用の電線は、数十cm~2mくらいにもなるが、長さはあまり気にしていない。
*3 ドリルで穴開けて圧着端子をビス・ナットで留める。セルフタッピングビスも使用。防水は自己融着テープや接着剤で念入りに。
*4 南側には大きい枠がふたつ、小さいのがひとつあるが、3つとも接続してある。
*5 37m、21m、14m、10m長の塩化ビニル被覆電線。いずれも1.6φくらい。
*6 ラジアルは 1本ではいけないということだ。できるだけ対称に、かつ多方向に設置した方がよいだろう。グラウンド・プレーンの真ん中に接続するということだな。
*7 ただ、これだけでは電圧の二乗に比例するに誘電体損失からは逃れられないが・・
*8 実物を完璧にトレースしているわけではないが、だいたいこんなもん。
*9 参考にならないと思うけど、コイルを無効(ショート)にして3.5MHz、有効にして1.9MHz。