昨日から 初號機(ZCR.jpのWebサーバ www.zcr.jp)の調子が悪く、何度もハングアップするという状況が続いていた。
原因は不明。最初のハングアップでは、再起動の途中でチェックサム・エラーになっており、BIOSの設定も消去されデフォルトに戻っていた。
わけわからんのは、CPUを誤認識してしまうことだった。733MHzのCPUを550MHzやら615MHzと認識。しかし、これは何度かBIOS設定中のOverclockの部分をいじっているうちに、あろうことか(^^;)何故か元に戻った。
Page Faultで固まったりもしたことから、CPU*1及びメモリの差し直しも数回実行してみたが、改善は見られなかった。
ふり返ってみれば、AOpenのマザボ AX6BC(type-R)で この初號機を組んだのは 1999年の2月である。つまり丸13年前なのだ。*2
ほぼ3年間、主計算機として使い、ZCR.jpのサーバとして稼動したのが2002年3月。それからだって10年も経っている。いやー、よく保ったなぁ。*3
そのサーバとは NECのノート機で、FreeBSD 8.2-RELEASE で構築されている。こいつで「ZCRサーバはコケました。ただいま、鈍意復旧作業中」・・などとお知らせすることに。
このbLOGやら、ホームページのデータ等は、ちょうど前日にバックアップしたデータがあったのだが、バックアップ後の書き込みや、サーバ自体のLOGも新サーバに移行したい。で、旧サーバのHDDからコピーすることにした。
旧サーバの筐体からHDDを取り外し、弐號機のslaveとして接続。幸い、HDDは度重なるハングアップにもかかわらず無事に認識され、滅失したファイルもなかった。なお、このHDDはちょうど 3年前 2009年2月に取り替えたものである。
以前も書いたが、tar czpf foo.tgz ./foo/ で固め、scpで新サーバに転送、しかる後 展開。
2/28の夜には「いちおう動いてます」状態になった。あとは、裏でシコシコつじつま合わせればよかろうもん。(^^;)
ただ、不安なのが新サーバのHDDである。今までは3.5インチの普通のやつ*5だったが、ノート機だから2.5インチ*6なのだ。サーバだから回りっぱなし*7なんだけど、大丈夫か?*8
まあ そーいうわけで、旧サーバの機能はすべて新サーバに移行できた。
CPUがなんぼか速い*9のと、メモリをほぼ2倍積めていることから、旧サーバよりも この bLOGのレスポンスが良いのが体感できるだろう。
一時、書き込みの休止をお願いしていたが、現在は解除し、書き込み可としている。
今後ともよろしくお願いする次第である。m(_ _)m
ところで初號機の処分方法だが、基本的にバラして 小電回収BOX 行ききということになった。基板やCPU、メモリなどである。
コネクタ等にも それなりの金属が使用されていることがあるためか、ケーブル類もOKとなっている。
大きさについては、回収BOXに入れることができるならそれでOKのようだが、いくら小さくてもパソコンのままではNGである。
今回は、電源ユニットもマザーボードもすんなり入ったから、いいんだよね。ね?*10
ケースのプラスティック部分(前面パネル)は、足で踏みつけて破砕し、燃えるゴミへ。
最後に残ったのがシャシと側板。初號機だし、さすがに鉄製なのである。粗大ゴミは処理料がかかるので、基本的に燃えないゴミとして出すことになるけれど、なんかデカくて目立つな*11 (^^;) なんとかバラせないか検討中。*12
鉄製のフルタワー・ケースは、よく見るとアルミのリベットで組み立てられている。電動ドリルでリベットをさらってバラし成功。
あとは折り曲げを繰り返して切断し、不燃物用ゴミ袋になんとか入れることができた。
あっそうか、まだ側板が残っているんだった。これは・・なんかに再利用することを考えるか。最悪、足で踏んづけて畳んでゴミ袋かな。
新ZCRサーバは、順調である。旧サーバと同様に Seti@homeを動かしているので、たまにファンが回る。*13
Apache (httpd.conf)の設定中、Timeout関係は短くしてある。
Timeout 45 KeepAliveTimeout 11
この設定を施さないと、あまり速くはならない。
2.5インチHDDは、やはり不安なので*14、HDD不具合でサルベージするときのために、2.5インチ→3.5インチの変換コネクタを入手予定。
弐號機の20GBのHDDは、うるさいので(^^;)廃棄して旧ZCRサーバに付いていた40GBに換装するつもり。うるさいのは、やはり軸受けの摩耗?
*1 Pentium III
*2 acer偉い!
*3 ・・って、このbLOG、こーいうネタ多くね? (^^;)
*4 ・・ということが可能な環境及びそれを使いこなすリソースとスキルの確保が重要である。
*5 WesternDigital 20GB
*6 HITACHI 80GB
*7 2.5インチHDDの寿命については、確かに10年前は3.5インチよりも明らかに短かったという印象がある。しかし、現在では、ほとんど3.5インチと変わらないのでは・・とも思えるのだが、いかがだろうか。
*8 弐號機をWebサーバにすることも検討したが・・こいつ、ファンやHDDの音がうるさいんだよね。まあ、予備機も掃けたし、今度は弐號機がWebサーバ予備機だな。即、代替サーバとして動かせるよう、データ同期化しておくとしようか。
*9 Pentium M 1.3GHz
*10 資源有効利用促進法に基づき、PCメーカによる家庭用パソコンの回収/再資源化が義務付けられているが、もちろん初號機はPCとして購入したものではない。
*11 フルタワー・ケースなのである。
*12 KPIといえば、その筋では「分別の鬼」として有名・・かどうかは定かでない。(^^;)
*13 Seti@homeのCPU usage設定は10%未満になっていて、「たまに回る」のがミソである。回りっぱなしだと、さすがにすぐに故障しそう?
*14 根拠Lessだが(^^;)