夏休みシリーズ。本日は快晴。ただし、台風の影響か、東風が激しく吹いている。この風では自転車は危険なのでおとなしく無線することにする。
朝、50MHzで東津軽郡移動局とQSO。6mリアルタイム情報をチェックすると、北海道網走郡(距離約500km)移動局もQRVしているらしい。
当該周波数をじっとWatchしていたら、浮き上がってきた。おぉ、聞こえる聞こえる・・しかし、それは網走郡ご本尊ではなく、交信相手の方だった。
これは、今CQ出せば呼ばれるかも・・と、まずは50.274付近のCWでCQを出すがNG。SSBに変更して首都圏方面からぽつりぽつりと呼ばれ始める。
近距離Esというと、まず九州ができ、関西、中部ときて首都圏ができるというのが普通のパタンである。しかし、今日はいきなり首都圏であった。
しかも、あろうことか、福島県石川郡(距離約350km!)の局とも59/59でできている。今までは、いくら近距離Esといえども栃木とか北関東止まりで、福島がこれほど強力に入感したことはないのだ。
うーむ、これもEsなのかなあ?? 雰囲気的には、144MHzのラジオダクトのような感じだったけれど*1、首都圏が聞こえなくなってから関西や九州とできているのでEsなんだろうなぁ、やっぱり。
(NICTのページを見ると、やはりEsのようだ。国分寺は15MHz程度まで上がっている*2)
さてさて、一段落して再度 網走郡移動局の周波数をチェックしてみるが、もう聞こえない。
ダイヤル回してさぐっていると、釧路市(距離約470km)の局のCQをキャッチ。59+である。すかさず呼ぶが、相手がこちらのコールサインをとってくれない。
もう一回呼んでOKとなるが、急激に信号が落ち込んでRSレポートがとれず、こちらからも送れなかった。
再度浮き上がるのを期待してしばらく待ったものの、残念ながらその再度はやって来なかったのである。
band/area | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | QSOs |
50 | 18 | 1 | 5 | 2 | 2 | 2 | 30 |
というわけで、ほぼ1時間で30局という出来高。まあ、平日だしなぁ・・クラスタに上げてくれる局もいなかったか・・(^^;)
内訳としては、CWはゼロで、すべてSSBでの交信。JA7KPIのSSB、しかも移動運用じゃない・・てのは久々である。口もうまく回ってくれんかったよ。
*1 この日秋田県内には強風注意報が出ていた。風の強い日には、ダクトは発生しにくい・・ハズだよね。
*2 福島県石川郡と能代市の中間地点(山形県村山市付近)の100km上空にEsが発生したとすると、能代市から見た仰角は、なんと29度である。その場合、いわゆるセカント法則では fm=fo*secθ(θは入射角なので 90-29=61度で計算)だから、fm=50MHzが反射するためには、foは25MHz以上でなければならない・・んだけど、実際そうだったのか!? 国分寺の計測値ではダメなんだよなぁ・・・
7/21までの交信分のQSLカードは、7/22にEXPACK500によりJARLビューロウあて郵送済・・と思ったら、数枚忘れてたのが発覚・・すみません。あとで通常封筒で送ります。