B級映画ってのは、A級じゃない映画・・ってことらしい。
A級とB級の違いは、製作費で決まるようだが、具体的に何千万ドルで線引きされているのかは知らない。
まぁ、そんなことはどーでもいいわけだが、最近になってようやく観たB級っぽい映画についてメモしておく。
まず、このbLOGでもずーっと以前にネタにした『エイリアン vs. プレデター』だ。
主人公のブラウンシュガーな おねえちゃんはキャラも女優さんもいいのだが、当然の如く最後まで生き残るので意外性はカケラもない(^^;)。
特殊効果も、すべてシリーズ前作のどこかや他作品で観たことあるような画面設計であり、安心のできる映画となっている。(^^;)
監督は「バイオハザード」撮ったヒトだが、この次の作品が「デス・レース」なので、この手の路線をひた走るつもりなのかしらん。チカラのある監督だとは思ってるのだけど・・・
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だいぶ昔「ドラゴンスレイヤー」という映画があって、この映画に出てくるドラゴンの生物感に感心した覚えがあり、それ以来ドラゴンが出てくる映画はできるだけ見るようにしている。で、今回観たのは『ダンジョン&ドラゴン 2』だ。
お話しとしては、まあ、「旅の仲間」である。それを100分程度で完結させようというのだから、かの名作を観た後では、霞がかかるのは当然なのだが、まず敵地乗り込みチーム自体に緊張感がないし、呪いをかけられたヒロインにもイマイチ悲惨さが不足している。(^^;)
あげくの果てにようやく登場する悪のドラゴンは、いかにもなCGで、動きはさておき生物感がまったく無い。しかも、火を吐いたりするくせに、建造物の破壊はまるっきりおこなわない。画面の端っこで小爆発が起こるだけではカタルシスも何もないのである。
さて、『2』とあるように、いちおう前作もあり、そちらも観ているはずなのだが、ストーリーはまるで思い出せないのであった。
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そういや『エラゴン』っていうのも観たなぁ。こちらはそれなりに製作費かけてるような感じの作品だったけれど、何しろ主人公にまったく魅力がなかったし、レイチェル・ワイズの声でしゃべるドラゴンってのもなんだかなー・・って感じで・・・ま、原作はいいらしいんだけど。(^^;)
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サンドラ・ブロックの出た第1作はTVで観たが、それと直接的な関連はない。
主人公の飛んでイスタンブールな おねえちゃんがIDやらなんやらデータを書き換えられまくって右往左往という基本設定だけを引きずっている。
さて、この作品、有名俳優はまったく出てこないのだが、観ている間はそれなりに面白い。
しかし、見終わるとハナシは残らないし、実は最初から破綻しているのがわかる。ラストの「スティング落ち」も鼻に着く。このおねえちゃん、セキュリティ・システムの天才という設定らしいが、おまえは ケビン・ミトニックか!? ・・なんて思ってしまったのであった。(^^;)