ZCR/bLOG


[Misc][Radio] 地デジ

2008年03月08日 11時 更新

当地秋田県能代市でも、9月1日からやっとこさTVの地上デジタル放送が正式開始・・・ということで8月1日から試験放送がおこなわれている・・・のだそうだ。

自分としては、なぜ今地上デジタルなのかイマイチ判らない・・というか、その必要性をあまり感じていない部類のヒトなので、はっきりいってどーでもいいのだが、家のモノが地デジ試験放送のハナシをどこかから仕入れて来たらしく、テレビの設定をしろということで・・・・・

さて、チューナの取説によると、地デジの受信設定は、地域(県単位)設定をしてチャネル(周波数)スキャンをすれば、あとは自動的に設定・・・のはずだったのだけれど、なんか、なんぼスキャンさせてもチャネルが設定されないのである。

で、もしかして、試験放送だから常時電波が出ているわけではないのかも・・と、経験則をも否定する非現実的な仮定を肯定してしまうというドツボに落ち込むKPIなのであった。ま、なんだ、9月1日には本放送が開始されるんだから、別にそれから設定してもいいや・・・と。

しばらくほっぽっておいたわけだが、ある日、ふと思い付いたのである。スキャンしている間、受信レベルはずーーっとゼロのままだったけど、まさかアンテナがつながってない・・つまり、アナログ用のアンテナ端子のほかにデジタル用のアンテナ端子ってのが実はあったりしてね・・・あは、あは、あは・・・・おもろいギャグだわなぁ・・・・

ふつうなら、この状況は間違いなくギャグなのだ。しかし、あろうことか、チューナには実際、「地上デジタル用のアンテナ端子」というものが装備されていた!!!。アナログ用の端子につなぐと地デジは見えず、逆の場合はアナログの方が見えないのである。な、なぜだ。なぜこんな設計になっているのだあああぁぁぁぁっっっ!!!!・・・・・・


それはそれとして・・・(^o^;)

地デジになってTBS系列局が増えるわけでもなく、あまり変わり映えはしない。のっぺりとした色の、安いソフトウエアで作ったようなグラフィックは、それなりにノイズ感無く映るのだが、人間の顔とかはアナログの方がまだいいのではないかとも思えるのであった。

地デジになって、ワンセグとか、ゴーストやノイズ、それにI(妨害)に強くなるとかいうメリットもあるけれど、今までカスカスの信号ながら視聴可能だったちょっと遠くの局は見えなくなるだろう。それもまたちょっと寂しいところではある。


追記: リアルタイムで同一局の地デジとアナログを同一モニタで切り替えてみた。

・・・すんません、前言撤回。やはり地デジの方が映像のS/N比が格段に良好であり、とりあえずはキレイに見えるのであった。(ちなみに、デジタルの方が2.7秒ほど遅延がある)

Tada/JA7KPI : 2007年08月29日(水)

«JB先生の近況 最新 オール秋田の下見»
編集