本日5/3から5/5まで、「能代カップ」が開催されている。「能代カップ」とは何かというと、高校バスケットのトーナメント試合なのだが、詳細はリンク先とかを見ていただきたい。
本題は能代カップではなく、この秋に開催される「秋田 わか杉国体」のハナシで、国体の各試合を秋田県と各市町村、そしてボランティアの人々の協力でリアルタイムに動画配信してしまおうというものなのだ。
リアルタイムでの動画ストリーミング配信に、はたしてどれだけの意味があるかはさておき(^^;)、やると(いつのまにか ^^;)決まったからには、なんとかしたいものである。
というわけで、今回の能代カップでVIDEO撮り担当している業者さんもこのプロジェクトに一枚噛んでいることから、現場で「動画配信実技研修」が実施されたのであった。
ちなみに、KPIは10年ほど前、某ISPに関係していたとき、カメラマン兼システム担当として能代カップの動画ストリーミングに2年連続でかかわった。1年目はNTTのサーバを借用したが、2年目は自前でサーバ(Real Media)を立ち上げている。
わか杉国体では、Windows Media を使用する。エンコーダは、マイクロソフトが無料配布しているが、ビットレートは532kbps、サイズ320×240程度でのストリーミングとなる予定。
いやしかし、10年前は133MHzのPCでエンコードしたのだけれど、はっきり言って追いつかなかった。音声は問題ないのだけれど、絵は動画にならない。ブレた静止画が切り替わって行く・・・みたいな(^^;)。本番では3GHz程度のPCでのエンコードになるようで、送りの方はなんとかなりそうだ。
ストリーミングで問題になるのは、ソース側ではなく、配信サーバ側の回線の帯域だ。これは秋田県が用意するらしいが、なんでも300Mbpsの帯域を確保するということらしい。