サディスティック・ミカ・バンド、キリンのCMで「あー、またやってんのかな・・このVOCAL誰・・? 元気だね」なんて思ってたら、マジに再起動ということで、やっぱりCD買ってしまったのである。
はっきりいって、私もオジサンになってしまったので、木村カエラなんていうシンガーは知らなかった。
今回のアルバムも、VOCALの子のバックバンドみたいな感じだったらヤダなー・・と、少しは警戒してたんだけど、この面子でそれは無いよな、やっぱし。「ナルキッソス Narkissos」、以前の桐島かれんを引っ張り込んだ再結成時と同等、もしくはそれ以上の出来なのであった。
加藤和彦については、間違いなく前回よりもROCKしてる。もちろん、小原礼は相変わらずいいぞ。前回のVOCALスタイルを踏襲するかと思いきや、見事に裏切ってくれた。サスガである。
高橋幸宏は、ドラミングは良いが、自作曲はちょっと調子悪そう。高中正義はマイペースである。
カエラのVOCALも、合格点だろう。しっかりROCKしてると思うし、当たり前だが本職なのだから唄は上手い。
NARKISSOS (通常盤)
コロムビアミュージックエンタテインメント
¥93