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ギターを初めて手にしたのは確か小学校 5,6年の頃だ。某RADIO雑誌の「売ります買います」欄で手に入れたそれは、今思うと GUYATONE の テレキャスター 似 のモデルだった。
しかし弾き方を教えてくれる先生もいず、 AMP も無く、頭に来て風呂の薪にしてしまった。 (ああ、もったいない)

2本目は Moralles (モラレス?) とかいうメーカのアコースティックギター。
この頃、例の FOLK ブームが始まろうとしていた。来る日も来る日も「 F 」のコードを押さえていたな。こうしてなんとかコードはひととおり押さえることができるようになって、高校だ。

同じクラブにギターが抜群にうまい (そのときは本気でそう思った) ヤツがいた。こいつが「 よしだたくろう 」バカだった。かなりのテクをこいつから教わり、必然的にフォークに傾いていく。モラレスを売っぱらって YAMAHA のいわゆるフォークギターを買った。

Greco EG900
とはいうものの、 Zeppelin なんかもやっぱし好きで、Greco のレスポールモデル(黒)も入手するが、 Jimmy Page のあの体勢でリードを弾くことは自分には不可能であると悟り、 これは短期間で手放してしまう。
しばらくはフォークをやっていて、何曲か自作曲もできた。 RCサクセション が YAMAHA のハードゲージを使っていると知ると、すぐにマネしてハード弦を張った。 ただもんではなかった。

それでしばらくアコースティックでやってたけど、コンサートを公民館でやるからおまえギターってことで打ち合せ無しで行ったら、なんとエレキを渡されて、1弦と 2弦だけでリードをやりましたねー。それがまた受けてしまったから田舎のコンサートと思いあがりってのは恐い。

3年生になって、よせばいいのに またまたエレキを買ってしまった。
Greco の SG モデルである。なんと、このギターにはあの「成毛大先生」の教則カセットテープ「 成毛 滋 の Rock Guitar Method 」 が おまけ でついていたのだ! 来る日も来る日もペンタトニックペンタトニックペンタトニック! の嵐。3弦のチョーキングもつらかった。一浪することが受験前に確定したようなものである。 (まともに人生をおくろうと思ったら、高3でギターにハマってはいけない)

しかし、チョーキングヴィブラートがまともにできるようになるまでに10年かかろうとは・・(ホントだから情けない)・・・。まあ、そんなわけで現在もギターでよく遊んでいる。
Moon のストラトキャスター似モデル Teisco の (知る人ぞ知る) May QueenGreco のレスポールモデル EG-900 の3本を所有。


成毛 滋( NARUMO Shigeru ):寺内タケシに認められ、GS-フィンガーズを経て '70年代日本ROCK界の頂点に立ったギターリスト/オルガニスト。つのだ☆ひろ、柳ジョージ とのコラボレーションや、 (New) Music Magazine誌掲載の Woodstock'69 のリポートは、つとに有名。また、高中正義らの師匠としても知る人ぞ知る存在である。
その他にもヴェンチャーズとドアーズの全アルバム(ギター or オルガン)完コピの話、日本人のリズム感は最低という話・・・いろいろありました。
佐川のCM(タンホイザー? ナレーションも?)以来、聴いていませんがお元気なのでしょうか?
・・・2007年3月29日、逝去されました。合掌。


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