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[PC] Memtest

2005年02月11日 16時 更新

Memtest86というのは、PC/AT互換機における定番のメモリテスト用ソフトだ。フロッピから起動させて使用する。本家のほかに Memtest86+ というのもある。

某サーバの動きがおかしいというわけで、メモリテストをすることになったのだが、なんぼ再起動させてもフロッピを認識せず、またまたハマってしまった。

まず、Memtest86のフロッピを作るところから間違っていた。zipファイルを展開したファイル群をフロッピにコピーしただけではダメなのよ。起動用CD-ROMを作るのと同じように、フロッピのイメージを焼かないと・・。インストール用バッチファイル から rawrite.exe が呼び出されるようになっているので、必ず install.bat を使うように>某氏。

しかし、マトモに作成されたフロッピでも起動できず、こいつはFDDがおかしいのではないか・・ということになった。なにしろ、サーバ機であり、データの受け渡しもネットワークで済んでしまうためフロッピを使う局面など数年に1回あるかないか・・なのである。そういえば、最近の市販マシンでもFDDを搭載していないものが増えてきている。(復旧用起動ディスクもCD-ROM)

そこで、サーバを引っ張り出してFDDを取り替えてみることになった。替えのFDDは、正常に動くことを確認後、仕事場の旧サーバから外した。しかし、これでもダメなのである。なんで???

種明かしをすると、サーバ機として使うための最初のBIOS設定で、マザーボード上のFDC(フロッピ・コントローラ)を Disable(無効)に設定してしまっていたのだ。あは、あは、あは・・・だからさ、フロッピ使う機会なんて、数年に1回・・なら、最初から使わないことにしとけば安定に動くかな(余計なモノは殺しておくというのが業界の常識、である)・・・なんてね・・・あは・・・・・・真犯人は俺だ!!! 文句あるかぁっ!!!

すみません。(BIOS設定はちゃんとメモっておくべきでした)

というわけで、無事、Memtest86が走った。が、メモリテストではエラーがバラバラ(数万個)出た。やっぱしメモリだったのか・・・本来のコトの顛末は、別ページ(FreeBSD5)をご覧いただきたい。


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