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[PC] FreeSBIE

2005年02月04日 23時 更新

FreeSBIE(ふりすびぃ)というのは、1CD-ROM起動のFreeBSDである。これを起動できなくなったWindowsマシンからのデータ復旧に使おうという目論見があったわけだ。

まず、FreeSBIEのCDを入れて電源ON。読み込みが遅いのは仕方がない。また、メモリ256MBでは、ちょっと心許ない。でも、なんとか起動はする。

しばらくすると、キーボードの種類と言語を訊いてくる。jp106などと選択してやる。ウィンドウマネージャは、KDEとかGNOMEとかが使えるが、超軽量のtwmも選択肢にある。

起動したら、ktermを立ち上げる。ウィンドウマネージャを使ってる意味がない? まぁ、いいじゃありませんか。

HDDの2番目のパーティションになっているNTFS領域を /mnt にマウントする。

mount_ntfs -C eucJP /dev/ad0s2 /mnt

これで、日本語ファイル名も文字化けせずに扱うことができる。あとは、konquerorとかファイルマネージャ(fd-cloneでもいいけどね)を立ち上げて作業できる。

ネットワークカードのドライバは、各種のモノがCDに組み込まれている。

ifconfig wi0 192.168.0.2 netmask 255.255.255.0
route add default 192.168.0.3
ifconfig wi0 wepmode on
ifconfig wi0 wepkey honyararahoge
ftp 192.168.0.1

・・・とかやって、ftpサーバに接続してデータをputすればサルベージ完了である。けっきょくやっぱり、WMは要らない? いえいえ。X起動させないと日本語ファイル名表示できないし・・あ、konとかあれば要らないのか (^_^;)

なお、使用したFreeSBIEは、FreeBSD5.3-RELEASEベースのモノである。NTFSの日本語ファイル名のものを扱うには4.*-RELEASEベースではNGのようだ。また、当然ながら復旧用CDとして使うには、ある程度CDの中身をカスタマイズしたほうが使いやすくなるだろう。


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