うちのサーバが異音を発し始めた。いや、実は前々から微かに音は聞こえていて、何の音かなー・・と気にはなっていたのである。とはいえ、サーバの音に決まってるわけで、まったくズボラとしか言いようがない。
で、しかたないので電源落としてバラしてみた。
まず、掃除機でホコリ取り。半年に1回くらいはやってるんですけどね。次に電源入れて異音の発生源を特定・・・しようとしてもケースに反響して良く判らないんだな、これが。
で、しかたないのでいきなりHDDの電源を抜く。異常なし。次に再び電源落としてCPU(PIII)を外す。さらにVideoカードを外す。ここでビンゴ。
Videoカード(カノープス)のGPUファンがひどい音を立てているのだ。それがカードの基板にも共鳴し、かなりデカい音になってしまっている。
(サーバだから)どうせVGAでしか使わないし、GPUファンは殺してしまってもいいのでは・・・あるいは、SSHでリモートからアクセスできるし、Videoカード自体不要なのでは・・とも考えたが、やっぱし現状維持で行くことにした。
そこで登場するのが、よくあるところの「浸透防錆潤滑スプレー」である。ホントはファンの軸に一滴だけ落とせばいいのだけど、ファン自体をバラさないと軸が見えない。しかたないので、強攻策に出てみた。ファンに対してブシュッ・・と吹きかけたのである。(マネしてファンが回らなくなっても or カードが動作しなくなっても 責任は負えません。判断は慎重に)
その結果、GPUファンは再び静かに回りだしたのであった。めでたし、めでたし。
まあ、まる3年くらい動きっぱなしのわけで、サーバ用途には作られていないこの手のファンが悲鳴をあげるのも無理はなかろう・・・と。
やはり寿命か・・2005/03/13、再発。(元記事日付=2005/01/29)<br>しかたないので、GPUのファンを停止させた。<br>また、発熱を抑えるため、オーバークロックしていたマザーボードのFSBクロックを落とした。<br>現在、本サーバは、クロック733MHzで動いている。
今年2007の夏は非常に暑かったので、なんとかファンを回せないか、掃除や、さらに潤滑剤を投与してみたりした。<br>効果があったのは、ホームセンタ等で売られている、いわゆる「グリース・スプレー」である。<br>これ一吹きで、振動がピタリと停まり、異音は消失。静穏な日々が続いている。<br>ただし、吹き付けすぎにはくれぐれも注意!!