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[Audio] 目からウロコのASIO

2004年02月14日 00時 更新

現用主計算機に搭載しているサウンドカードは、一応ASIO対応である。

しかし、サンプリング周波数=48KHzにしか対応していないため、44KHzで作られたMP3ファイルなどはASIOでは再生できなかった。

そのため、ASIOってナニ?・・の状態であったわけだが、最近になってWinamp用の国産フリーASIOアウトプットプラグインが発表され、それにはリサンプリングの機能も搭載されていたのである。

ということは、44KHzのデータでも、48KHzで聴くことができるのである。

で、インストールして聴いてみたところ、タイトルどおり「目からウロコ」だったのである。デジタルな音楽データなんて、ハードを換えても出てくる音は同じ・・と思っていたけれど、実際聴いてみると大違い!! もう、確実に音がいいのであった。

こうなると、ASIOのVer.2に完全対応のサウンドカードが欲しくなってくる欲しくなってくる欲しくなって・・


しかし、問題があるのだ。なにがって、あなた、普通にwaveoutを使っていれば、Winamp動作時のCPU使用率は0~5%程度でぜんぜん問題にならないのだが、ASIOでUPサンプリングを使ってると、15~18%といった感じで同時に使っているWebブラウザのスクロールも若干カクカクしてしまうのであった。

こうなると、ハイパースレッディングだのデュアルだの3GHzなどという誘惑が頭の中をぐるぐる回り始めるのであった。

Prescottも出ることだし、ついに第参號機計画の発動か・・


いろいろ情報を漁ってみると、ASIO4ALLというのを使うといいらしいという。

で、インストールしてみたら、あらま、44KHzにも対応しちゃったよ。UPサンプリングしなくてもよくなって、CPU使用率は、5~10%。これなら大丈夫。音質的にもあまり変わらない。

なお、ワタシの環境では、1.7 Beta 1はノイズが出てNGだったので、1.6を使った。

WinAmp用ASIOプラグイン

WinAmp5

なお、WinAmpは、Windowsのメディアプレーヤよりも確実に音が良い。インストールのとき、「クラシック・スキン」を選択すれば、従来のWinAmp2のスキンを使えるし、プラグインもVer2のものがほとんど使える。それでいて、軽さはWinAmp2と同じ。ウチのCPU100MHz機でも音飛びしない。

ただし、通常(同梱)のwaveoutput-pluginから下記のものに変更している。低速機でなければ、これを使う必要はないだろう。

Low-latency waveOut plugin v1.11

Tada/JA7KPI : 2004年02月06日(金)

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