さっき、ふと思い出した映画が「悪魔のサバイバル」(原題:The Zero Boys)である。
で、このチームが森に迷い込んで・・という話なのである。
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一見、「悪魔のいけにえ」風のサイコ系殺人鬼ホラーのような展開になるのだが、だまされてはいけない。この映画は、オチも何もなく、唐突に終わってしまうのである。殺人鬼もいったいどこへ行ったのやら・・見るだけ無駄。最低の駄作なのだ。
どこかのWebサイトの「おすすめ」コーナーにこのタイトルがあったもんだから、久々に思い出してしまったぜ。あれはひどい映画だった。
ひどい映画といえば、「死霊の盆踊り」ってのがあった。
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導入部は、なんとかそれなりに話をホラーに持っていこうとしているが、肝心の中身がない。ゴスメイクのねーちゃんが墓場でえんえんとストリップ・ダンスを踊るだけなのだ。
これが、正真正銘「踊るだけ」であって、話の展開も何もまったく無いのである。しかも、脱がないと来た日にゃ、あんた、観てる方は脱力しきっちゃいますぜ。それでも、これは仲間内で笑いながら観るという効用があるだけマシである。
ここまで書いて来て、次々にしょーもない映画の記憶が蘇ってきた。
例えば、アンディ・ミリガン作品とか・・・ きょーみのある方は(いねーよ)、Web検索してみてね。(意外とHitするのがすごいぞ)
と、いうわけで、「Final Fantasy The Spirits Within」なんて駄作だ!!というのは真なんだけど、ヒロインの造形だけは「萌え」だよなぁ。赤字100億だそうだけど。(あぁー、まとまんね)
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で、学生たちが泊まった森の中の一軒家でおこった事件を描いたのが 2003年9月の全米興行成績初登場3位という「CABIN FEVER」だ。残念でした。「死霊のはらわた」じゃありませんよ。
ホラーなことはホラーだが、シチュエーション以外は似ても似つかない作品である。ちなみに、ゾンビは出ません。カニバリズムもありません。超常現象もなしです。
特殊メイクアップ・イフェクツはありなんだけど、ただ、ひたすら、嫌悪感が持続するという、なんのためにこんな写真を撮ったんだ・・・・・という後味の悪さ。
予告編がまた、わけわからないクンフーガキの噛み付きシーンなもんだから、てっきりコメディ系ホラーかと思っちゃったよ。はっはっはー。なんで、こんな救いようのないハナシが全米3位なわけ!? メリケンも病んどるのか。
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と、いうわけで「CABIN FEVER(キャビン・フィーバー)」だ。
監督は、あのデイヴィッド・リンチ組から出てきたにーちゃんらしい。映画のテクニカルな面はしっかりクリアしているこの作品だが、私は二度と観たいとは思わない。よほどの「通」でない限り、この映画はおすすめしない。宣伝文句に欺かるることなかれ。
はああぁ~、チカラぬけるうぅ~・・・悪魔のサバイバル以来ひさびさに見たな、こんなの。