大昔のRIG TS-510

TS-510TRIOのTS-510なのである。なんたって、終段管=S2001である。現在入れてあるのは 2B46だけど。

15年ほど前に某局からタダでもらった。能代高校無線部(JA7YCR)にあったもので、かの某局もJA7KPIも無線部OBである。

入手したときは、VFO、ダイアルメカ、終段、ALC等が故障し不動品だったが、その後自分でメンテナンスし、現在でも使用可能状態を維持している。3.5や7MHzでは、しっかり100W出るし、14や21でもQSO可能。
ただし、28ではちょっとキビしいが。

ちなみに、受信の初段は、オリジナルでは6BZ6だったが、本機ではさらにHigh-gmな 6GM6に交換してある。
この球は、その筋の通には人気があるようで、いまだに探しているヒトも多いという。(4GM6というTV用の4Vヒータ版も持っている)


大昔のRIG TR-7100

TR-7100 チャネル番号23というのが見えるが、本機に入っているのは6チャネルのみ。しかし、144.48とか144.60は現在の総務省告示によればF3Eでは使用できないため、実質4チャネルである。

しかも、145.00の水晶発振子は、別機種用のものを流用し、コイルを入れてVXO化し、無理矢理145.00に合わせてある。たまに発振しないときがあるが、2、3回ガチャガチャ回せばたいていはOK。(^^;

受信部のフロントエンドは、高周波増幅=3SK97(GaAsFET)、MIXER=U-310に改造してあるが、FM検波部分のS/N比が悪く、弱い信号の存在は検出できるものの、微弱音声(F3E)信号の了解度は残念ながら良いとはいえない。

大昔のRIG FL-50B & FR-50B

FL-50B and FR-50B

今はもう現物が残っていない八重洲無線の入門機。50Bラインである。写真は1970年の開局当時のもの。この後、FL-50Bは改造(おぃ、保証認定は? ^^;)に改造を重ね、ワケの分からないモノに変容していくのであった・・・

後ろの壁には、1970JARLカレンダーと無線局免許状が貼ってある。マイクは、たぶんプリモ(?) こりゃ、500〜600Ωのやつ。電話級のみのハズなのに、なぜか電鍵もあるぞ。

ほんとうは、TRIOの310ラインが欲しかった。50MHzもついてたし。でも、ちょっと高かった。この50Bラインは、部品のクオリティが安めで、終段のバリコンの絶縁材もベーク。ちょっと電圧をあげたら放電し、焼けこげてしまった。(おぃ)



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