それから、最近私が使っているCWトレーニングソフトなんですが、一応「毎分*字」と指定できるようになっているのですが、先日実際測ってみたら、毎分55字の指定で実際は45字くらいのスピードでしかなかったのです。こりにはガクゼン!
CWについては、免許(2級)はあるがほとんど運用していなかった。和文については、高校のときに符号だけは覚えたが、実際に交信したことはなかった。1アマについては、受験申請だけは何回かしたが、仕事があまりに多忙で結局受験できずにいた。
パソコンでの練習はやる気がおきない場合があるので、就寝時、ふとんに入ってからテープ(十数年前、ZGP/電気通信大学 の学祭にて入手した)をイヤホンで聞き、指を動かして字を書いて完全に睡眠に入るまで続ける・・ということをほぼ毎日(欧文と和文が日替わり・・テープの裏表)やっていました。(工学・法規は全然勉強してません)しかし、前述したように4/1午後からの仙台は、現状ではひじょーにキビシイという感じです。受験票は届いていますが、写真はまだ貼っていません。
CW試験の練習では、実際に手を動かす・・字を書く・・ということが非常に重要だ。QSOでは、アタマの中で単語群・・文章を認識するということが大事なのだが、なにしろ試験なのだから、CWの解読結果を文字にして、他人(試験官)に確かに受信できたことを示さなければならないわけだ。
したがって、本日中に申請すればいいのですがそれができない場合は来年の4月期になってしまいますので、本日中に手続きを完了することをお勧めいたします。
10/17だということは判っていましたが、この日がまさか日曜日だとは気がつきませんでした。仕事があんまり忙しいので、ほとんどあきらめており、宿も切符も取っていなく、疲れてて車で行く気もしなかったので、迷いました。
しかし、CWの練習は一応続けていたし、NJN氏の協力でやっと申請できたという経緯もあったので、それを無にしないためにも受験しようと決めました。
で、とにかく行って来たのですが・・・
自己採点では、無線工学は、まあ悠々と合格レベル。最初の3問に30分かかったのにはヒヤヒヤしましたが。
無線工学については、アマチュア無線をマジでやろうという場合、一級程度の知識は当然持っていなければならないのではないか・・と思っている。
和文は電離層の研究がどうのこうのという出題でしたが、かなり脱字してしまいました。
練習で聞いたスピードがやたら「速い!」という印象で、はっきりいってビビリました。欧文は和文の後で、こっちの方は「遅い!」という印象でした。それでも数字脱字してしまいましたが。(^^;)・・・当然「THE」から始まると思っていたけれど、裏をかかれて「SOME」から始まった!
SOME・・という出だしの単語は認識したものの、どんな文章であったかは、まったく判らなかった。単に各符号とスペースを紙に書き出しただけである。電離層の研究云々は、書き終わってから自分の解答を読んで初めて認識できた。そういう練習を続けてきたのである。実際の通信では、逆に、できるだけ書かない・・というか、「単語として認識する」ということが重要になるだろう。てなこといってるうちに、CW試験は3アマから消え、1,2アマからも無くなるのは、こりゃ時間の問題じゃないかなんていうハナシも聞こえてくるのであった。
これからCWを始めようという方々には、とにかく、アタマの中で受信して単語やコールサインを認識するという練習方法をおすすめする次第である。
なにしろ、問題集を(しかもちょいと古いヤツ)をパラパラ読んだくらいで「全く」勉強していません。おまけに、明らかに「ヒッカケ」としかいいようがない国試とは思えない問題まであります。(愚痴でーす!^^;)
と、いうわけで、確実にGETした問題の点数を足しても合格点には満たない状態です。後は新問と思われる合ってるか合ってないか判らない問題が3問。これがもしGETできてたら合格レベルをクリアということなのですが・・・CWの不出来もあり、果たして科目合格だけでもGETできるのか不安な状況です。
巷の噂では工学・法規70%以上、CW 80%以上が合格レベルらしいのですが・・・
みなさん、さあ、一緒に祈りましょう!!(ダメ?)
まず、10/17が日曜日だと気がついたのが木曜日。そうか、日本無線協会実施になってから日曜日にやってくれることもあるようになったわけね。
同僚(先輩)にもすすめられて金曜日の昼に受験を決め、長期研修の時にお世話になった寮にTEL。これでなんとか宿を確保。
土曜日、受験票に写真を「ごはんつぶ」で貼り付け、周遊券と寮へのおみやげの酒を買って10時頃発の鈍行で秋田へ。秋田では たざわ の自由席をようやく確保。盛岡からの新幹線は残念無念なことに立席。
水沢江差付近でようやく座る。とたんに睡魔が襲ってきて危うく乗り越しそうだったがなんとか仙台着。2か月ぶり。これが4時前あたりかな?
まず、受験場の下見に行く。といっても、大町2丁目の戦災復興記念館が判らない。だいたい「大町」さえ知らないのである。考えてみりゃ、仙台研修で2か月いたといっても、昼は授業、夜はレポート書きと酒呑みにあけくれていたので、寮と研修所の周辺と国分町界隈しか知らないのであった。
それでも必死で観光案内板を探したら、あったあった!幸いにも駅と寮の中間地点である。ぶらぶら歩いて行くことにした。
現地では、なんか別の国家試験らしきものが行われているようだった。5階の会議室まで確認して寮へ向かう。
広瀬川を渡って仙台二高バス停の向いが宿の青葉寮である。早速管理人室をノック。
「待ってたよ」と、鍋を出し、酒をついでくる管理人さん。
「あ、いや、私は受験勉強が・・」と、断るわけにもいかず、ご馳走になる。
しばらく呑んだ後4階へ上がり、用意してきたハンディでパケット仲間をCALL。しかし、つながらない。
しかたないから勉強すっか、と部屋に戻ったが、とたんに眠くなる。焦って目覚まし時計をセットし、早々と寝てしまうKPIであった。
翌朝、6時に目覚ましが鳴ったが、これがなかなか起きれない。結局うつらうつらと1時間無駄に過ごし、7時起床。カップラーメン喰って、ブラックコーヒー飲んで、やっと問題集をチェック。どうやら工学はOKだな。と、思ったらもう時間だ。
8時40分、管理人さんにお別れして試験場へ。
9時ジャスト試験場着。既に30人ほど集まっている。イヤホンでCWを聴いているヤツが約1/3。必死で書き取ってるヤツも。へへん、いまさらやったって遅いやい!
よく見ると、恐ろしいことにほとんど(90%強)のヤツがCQ出版の問題集を広げている。もちろん俺のもおんなじだ。
やがて時間が来た。入室してみると、受験者はなんと70人弱。東北6県で70人いかないんですよ。おそらく秋田からは5人以下ではなかろうか?
で、工学。これは前のメイルにかいたとおり。9時40分開始で、退室が10時50分だった。
まずメシを喰おうと思って外へ出たが、どこも定休日!そのうち時間が無くなってきたので、あきらめて缶コーヒーだけ買い、ロビーへ戻って法規の問題集をチェック。
これ、実は正解だった。このときチェックした問題がそのまま出てくれたもんなぁ。
で、CW。我が耳を疑いましたね。だってあまりにも速いんだもん。でも、数字とか記号は一つも出なかったぞ。半濁点と句読点は出たけどね。欧文もアルファベットだけだったし。(実はそこを脱字してたりして・・・)
CW終わって、すぐに法規。うげげ! わ、わからん! それでも、30分後には一応全問うまっちゃいましたが・・。退室許可が出ると、思ったより多くの受験者が どどっ といなくなり、若干焦りつつも1問1問チェック。(でも、ここで考え直して答を書き直したとこが後で自己採点したら間違っていた。悲しい)
で、14時半頃退室。15時10分の新幹線に乗るつもりだったので、急いで駅へ。
今回はすべて自由席。仙台から一関まで立ちんぼ。(混んでましたー)
ようやく座って自己採点にはいる。工学はひょっとすると満点だぁ!と、にんまりしたところで盛岡。
結局1アマの工学というのは、キルヒホッフの法則と「j」を使ったインピーダンス計算あたりをおさえておいて、あとは雑誌とかパケット(注: 今は亡き?FWDNET・・)のメイルを読んだりしてればなんとかなるという感じ。
走って「たざわ」の席を確保した後(注: このとき、まだ秋田新幹線は無い)、そばを喰う。
駅弁も買い込んで、次は法規の自己採点。うげげげ!やっぱし間違ってる。ああっ!これも落とした!!なんてやってると、早いものでもう秋田である。
結局、新問3問のうち、1問でも正解していれば合格圏。ということに落ちつく。
これは、通知が来るまでほっとこう! と、覚悟を決めた。
法規のポイントは特にない。まあ、3日くらい問題集をまじめにやればOKなのではなかろうかと思う。ただ、これは工学にもいえることだと思うが、問題集では1アマの問題だけではなく、2アマの問題もしっかりおさえておくことが大切である。
能代に着くと、雨だった。おいおい、涙雨かよぉ!駅から歩いて帰る途中、ものすごい雷が どどおおぉぉぉぉーん!!
翌日、出勤すると、ホストコンピュータが立ち上がっていなかった。受験や仙台の話をする暇もなく、また忙しい日々が始まった。
合否通知は11月下旬か?・・・・KPIの明日は暗い・・・・
いやー、あの「目隠しシール」のハガキ。めくるのがこわかったこと!
結果は・・・なんとか合格でした。
既に免許申請書は発送しました。年内に1アマ免許取得できるかな?
NJN師、そういうわけで、やっととれましたーー。あらためて御礼申し上げます。
久々に「うれしいーーーーっ!」モードのKPIでした。