JARL Field Day Contest 2003
including data of former FieldDay

QN00CD

フィールドデイ・コンテストは、今年が連続参加10年目('94,'95は14MHz。'96以降は50MHz)となる。
というわけで、10年記念と移動地マンネリ化を打破するため、今までコンテストではQRVしたことがない山本郡 二ツ井町(QN00CD)へ移動することにした。ちなみに、本件は能代/二ツ井合併問題とは何ら関係はない。(あたりまえだ)
移動場所の標高は約200mでぜんぜん高くなく、能代市や八森町よりも内陸に位置するため、1エリアには飛びにくい可能性が高い。もっと高いところもあるのだが、北海道に飛ばなくなってしまうので・・今回は、スキャッタはあまり望めないしね。まあ、いいか。

当日、某Web上の天気予報をチェックしてみると、雨は降らないことになっていたが現実には降っている。スポット天気予報・・って、当たる確率デカそうなんだけど、実は逆なんじゃねーか??
出発は16:30。現地に向かう途中で雨はやみ、アンテナ設営は順調に完了。

バンド内を偵察してみると、なーーんも聞こえない。あれぇ(??)あれぇ(^^;)
しかし、福島のビーコンは調子よく聞こえているし、新潟もそれなり。

21:00。まずは一番強力な8エリア局とQSO。しかし後が続かない。開始30分で、たったの5局。
21:30を過ぎて沖縄、小笠原、静岡がとれ、次にJE1BMJ/1とできる。
どのコンテストでも終始安定に聞こえているという局はいるわけだが、今回はJE1BMJ/1がそうだった。ただし、信号自体はそんなに強力というわけではない。

初っぱなの1時間で20局に届かない・・って、去年と同じこと書いてるなぁ。1エリアの入感状況も悪く、なんかいやな予感が・・・。
最初の3時間で28局。このままでは、確実に最低記録更新だ。
8エリアを期待して北向きビームでCQを出すが、まったくダメ。Esもダメである。
ただ、流星バースト(Ms)らしき伝搬で3,4,5エリアが1局ずつとれたのみ。

悶々としてたら、いつのまにか02:30だ。で、寝ることにした。

05:00起床。1エリアが若干良くなってきているようだが、やっぱしダメ。ダメダメ。ダメダメダメダメダメ。
09:00から再び北向きでCQを出し、8エリア4局とできるが、マルチ増は1つのみ。10:00頃から再び沖縄が入感。しかし九州本島までは北上せず、沖縄だけで終わる
最後の30分間はまたまた北向きでCQを出し続け、ようやく8のマルチをひとつ増やしたが、ここで力つきた。

Time212223000102030405060708091011121314Total
FD031576644007456115441190
102231100212210000128
FD02171312820000671262021424125
123111000001010008634
FD01212411989001715151719193221118256
106370400035241110047
FD002621138500071188766510132
2011102000120310200043
FD993021141163004871161167510160
175252200001203011344
FD9814117500027717612224179131
94510000200420505037
FD97301912122006161367863676159
92350001120000000023
FD963725121311920001167313520165
191302100000010101938

結果、AJDはなんとか完成したものの、交信局数、総得点とも過去最低となってしまった。いつもより確実に少ないのは、1エリアである。それに、6エリアが沖縄のみだったのが痛い。CWでのQSOは27局と、ほぼ1/3であった。

Area1234567890total移動地
FD0327312162984990二ツ井町
FD0258316816182211125八森町
FD01562220291542376821256男鹿市
FD0042637311297618132能代市
FD99143111444642926160田代町
FD984042612934456131男鹿市
FD9759101000602621159阿仁町
FD9653962212413829165峰浜村

15:00 さっさと撤収開始・・しようと思ったけど朝からずーーっと雨雨降れ降れ状態だったのよ。けっきょく、ずぶぬれになっての撤収になってしまった。
QN00CD それから、恒例の虫刺され箇所は2箇所と、こちらも少なかった。

ハナシは変わるが、日本初の人工衛星「おおすみ」が8/2大気圏突入ということだったので、アンテナを回す際は流星に気をつけていたのだが、8/2 23時頃、北東約40度の高さから東に流れる非常に明るい流星を観測した。
しかし、エジプトとリビアの国境付近での大気圏突入が確認されたようなので、あの流星は「おおすみ」ではないことは明らかである。でも、明るかったなぁー。
なお、同時刻はちょうどペルセウス座が北東にあったため、あの流星はペルセウス座流星群に属するものであろうと思われる。

※東北4位
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