JARL 6m and Down Contest 2006
including data of former 6&D

あろうことか、今年も 7/1,2と仕事が入っており、6m&DOWNコンテスト へ の参加は危うい状況であった。
しかし、ふと(^^;)来年のスケジュールを考えてみたら、かなりの確率で大仕事になる可能性がある。ちなみに 昨年 は 夜〜早朝の部分参加でしのいだものの、来年はその部分参加さえ危ういと考えるのが妥当なハードスケジュール。(人事異動に引っかからない限り)

ということで、今年参加しないとまたまたサミシイので、再びガンバって部分参加ということとあいなったのである。

7/1の土曜日は17時まで仕事。日曜日は朝8時から仕事である・・・と、ほとんど昨年と一緒。そーなると当然移動ポイントも昨年と同じ場所ということになってしまう。何か事故があったとしても歩いて仕事場に行くことができる場所でなければならぬ。

40/12/49.34,140/2/45.36

現地は自宅から約10分。米代川対岸(向能代-むかいのしろ)の堤防。
水面からは約7mとかなり高い。18:00頃帰宅し、晩飯喰らって18:40頃に家を出た。昨年は8エレ八木宇田アンテナを上げたが、今年は5エレでやってみることにした。もちろん、それほど差はないだろうという憶測に基づいている。
雨降りだったのでちょっと気が滅入っていたが、アンテナ設営の頃にはあがってくれた。

ちなみに、今回は写真無しである。しかし、去年と同一地点なので、去年の写真をご覧あれ。

ただし今回は某林製薬工場のノイズから逃れるため、後ろの水管橋へもっと寄っている。また、5エレのため、フル・アップが可能であり、水面からの高さは16m以上となった。

ALPSの地図を貼っつけてあるが、ALPSの測地系は"Tokyo"なので緯度経度の変換が煩わしい。(改正測量法が2002年4月施行され、公共測量ではWGS84を使用することになっている。Tokyoは改正前の測地系)


さて、ようやく本題である。
19時頃、アンテナが準備でき、福島のビーコンを聞くと、信号はかなり強力である。もちろん新潟ビーコンも良く聞こえている。しかし、今はこんなでも時間とともにカスカスに・・・なっちゃうのよねぇ、やっぱし。

さて、山岳移動と平地移動ではQRVパタンも変えねばならない。やはり、よほどのことがない限り「呼び」に徹しなければならないだろう。
21:00 コンテスト開始。まず東北管内。なんか、いつもよりレートが上がってる感じがしたのだが、すぐ行き詰まってしまう。03〜05のみで福島も青森も聞こえてこないのだ。

う・・これはマズイ・・と、早くも20分でアンテナを北に。114(渡島)がとれるが、ここで北西方面のバックスキャッタで関東方面が聞こえることを発見。10〜12と20をゲット。フロント向けても聞こえている局ももちろんいたが、やはり北西方向の方が文句無く強力。

このバックスキャッタの他、22時少し前には流星バースト(Ms)で37(徳島)ができるが、今回の6&Downでは、ほとんどが北西方向のスキャッタでのQSOである。ダイレクト・ビームだったのは、東北管内のほかは北海道そして流星バーストとEsによる4〜6エリアである。日が変わるまでの3時間で36局。

午前0時少し前からEsで九州ができ始めるが超不安定。CWでのQSOだったので、すぐにSSBバンドへ上がってみたのだが、なんも聞こえてない。遅い時間帯だったからなのか。いや、やはり不安定な伝搬のためではないか。4〜6エリアとのSSBでのQSOはわずか2局だけだった。(うち1局は沖縄)

Time212223000102030405060708091011121314Total
6D06 20610106103200000000058
103643000000000000026
6D05920464105920000000060
59132004320000000029
6D03 2118149970013122126635729148111405
174201100027561141052
6D00312119212513900181023181416286021347
124423110012152226048
6D992825224228190051122322710437318378
9119114000102003110153
6D983730291512134181753595335136168409
216433210145210012056
6D971314124058911771151294311145
72300120230140001026
6D96171714121580599291368755161
75133100000021000023
6D951315991192021155877116482422386
642311000101019624252

01時を過ぎて、今度はFAIと思われる西方向からの信号が強くなってきた。この伝搬では4と5エリアができた。
ある5エリア局はほとんどノイズにしか聞こえず、シングルトーンのCWがここまで崩れるかという音に なっていた。てことは、こっちの信号もほとんどカブリのノイズみたいに聞こえている?? 何度呼んでも反応が悪く、コンテストでは通常省略する相手局のコールサインもしっかり打ってから de ・・・と打ったら、一発で返ってきた。

この時点で02時を過ぎていた。そろそろタイムアップ。いくらか寝ておかないとヤバイ。目覚ましをかけて目を閉じると、あっという間に眠・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


04:29起床。目覚まし鳴る1分前に起きちゃったよ。不思議だねー。

1エリアの信号が再び北西から入感。局数は少なくないものの、残念ながら既にQSOした局がほとんど。NEWを求めて周波数を移動するがなかなか見つからない。けっきょく、05:08にQSOしてから1時間以上もNEWが見つからず、06:30についにあきらめてQRTということになってしまった。

くそっ! このCONDXなら、ここからが局数が増えてきて勝負!ということになるはずなのだが・・・まったく残念。ここでQRTしなければ8時からの仕事に遅刻してしまう。

Area1234567890total移動地
6D06151132102231058能代市
6D05121112161751460能代市
6D03927668212753356720405八森町
6D0013021131454961111231347八森町
6D99282367522610435131020378能代市
6D9837154169408057281725409田代町
6D976062008423420145八森町
6D966530203590821161八森町
6D951037044221755447915386八森町

CWでの局数は34と今年も全体の半分以上となった。エリア的な傾向としては昨年とほぼ同じなのだが、なぜか0エリアがゼロで、新潟も長野も一度も聞こえなかった。なんだこりゃ。

アンテナ撤収が終わり、再び降り出す雨

私の6&Downは終わった。シャワー浴びて飯喰って、07:36 出勤である。

20:30を過ぎて帰宅。飯喰って、ZLOGのデータを変換してHAMLOGに読み込み、bLOGを書きかけたところで猛烈な睡魔が。実は、仕事中も眠・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※東北10位(33局エントリ) やはり、KPIの撤収後にCONDXが上昇したようである。
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